ワークショップとは

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参加・体験・相互作用を重視した学びや創造の場

栞座は、ワークショップを中心としたイベントを開催していきます。

ワークショップという言葉は様々に使われているのが現状ですが、
私たちは、ワークショップという言葉を、
「参加・体験・相互作用を重視した学びや創造の場 (※1)」
という意味で用いています。

(※1 中野民夫『ファシリテーション革命』岩波書店 2003 より引用)

これまで、多くの学校や組織などにおいては、
何かを学んだり、決めたり、作ったりする際、
講師やリーダーが一方的に何かを伝達したり、
役割が固定されていたりすることが一般的でした。

こうしたスタイルの場にもメリットはありますが、
そこに参加している個々人の力や経験、想い、主体性や、
人が有機的に関わることで生み出され得る可能性を、
充分に活かせていない側面があります。

ワークショップは、
このような問題を踏まえて、
場をつくる主人公は参加者個々人であるという前提に立って、
場に集う個人とその相互作用を活かすために考えられたスタイルです。

ワークショップで得られる「学び」

ワークショップにも様々な形がありますが、
特に栞座では、「学び合う場」としてのワークショップに重心を置いています。

ここでいう「学び」とは、
単にスキルを身につけることでも、
既存の知識・理論を受動的に学習することでもありません。

人が集まり、あるテーマについて自分の力で考え、語り、繋がりを作ることで、
視点を広げ、深め、何かに気付き、
より良く生きるために必要なものを得ていく。
そんな行為・体験の過程すべてを指しています。

私たちはこれまで、このようなワークショップに出会って、
その面白さや意義を感じてきました。

そして、参加する皆さんにも、それを少しでも感じてほしいと願っています。

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