『栞』という言葉は、
人々が山林を歩くときに木の枝を折って作った目印(枝折)を語源としています。
転じて、現代では「本の目印(ブックマーク)」や「手引き書」の意味で使われています。
私たちは、語源である「歩くときの道標(みちしるべ)」という意味を、
それぞれが歩む人生という山道になぞらえて、この言葉を選びました。『座』はすわる所、人々が集う会合の席。
私たちが開く「場」の光景そのものをイメージしています。
また、演劇等の興行で使われてきたこの言葉には、
ライブの催しならではのワクワク感をもって活動したいとの想いも込めています。この二つ合わせて、
「人生を自らの力で歩むための道標を、みんなで見つける場」
という意味を込め、
『ワークショップ【栞座】』と名付けました。
(ネーミング、CI設計、デザイン: 鈴木啓太 / Qooma)